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手にしているものを味わい尽くす

近々始まる講座のテキスト作りに追われながらではありますが、

友人達と伊勢神宮にお参りに行ってきました!!


お祓い、ご祈祷も受けて、神楽の舞もみれて、最高のひと時に感無量でした、、

帰ってから携帯通知を見ると、


以前カウンセリングを受けられたクライアントさんからその後の状況などのご連絡をいただいてて、


関わる方の日々の中に、私という存在を少しでも感じてくださり、とてもありがたいです


いろんな状況の中で今なお葛藤している方や、現状を一生懸命受け入れようとしながらご自身と向き合っていらっしゃる方、


また自分の生きたい、本当に望んでいる生き方を受け入れて、これまで手放せなかったことを思い切って手放して、新たな人生を活き活きして歩まれている方、


その中で状況が一変してきた方、


皆さんがくださるご報告に私自身がたくさん励ましていただいていてます


私は辛かった時、「足るを知る」という言葉が苦手だった、、、


足るを知るの意味は身分相応に満足しましょう、あるもので満足しましょうと言うニュアンスを感じてたからです


私は「そんなん言ったってなぁ、あんた!幸せにしたいって気持ちどうしてくれんねん!」ってその言葉を聞くたびに一人ツッコミを入れていました


私は毎晩、感謝タイムをもうけてます(笑

身体の臓器一つひとつ、丁寧に丁寧に感謝していく時間、、


実はこれ、癌を患った時がきっかけで始まったものです


私の癌になったプロセスは今思うと、「無いものにフォーカスし過ぎた結果の病気」 だと気づいた時、


自分がどうやっても手にできないのなら、

自分が持っていないことに執着しないで、


だったら持っているものを改めてよ〜く考えて、


その真の価値をとことん味わって、味わい尽くす時間を持つようにしていったのが始まりなんです


今思えばとてもおかしなことですが、


あの頃、一人目の子供が生まれた頃、もっともっと家族を幸せにしたいという思い込みが私を追い込んでいた時期がありました


それが癌になって身体が全く動かなくなっていく時、あまりにも無力な自分に苛立ち、精神的に打ちのめされて、、


いつしか自然と、すでに手にしているものに目がいき、次第に手にしているものの味わいにフォーカスするようになっていきました


「手にしているものを味わい尽くす、、、」


すると自然と手にしているものへの感謝の気持ちが芽生えてくる、、



これをワークとして、闘病の時に行っていました


そういった日々の瞑想が元気になった今、「感謝タイム」となって日々の瞑想となりました


それは「足るを知る」と同じ意味ではありません


現状で我慢しましょうではなくて、


今、手に持っているものを本当に味わい尽くして評価してみたら、そこに感謝の気持ちが芽生えてくるよと言う事なんですね


その角度でいる方が私にとって、とてもとても優しかったんです


ナイナイと必要以上に悲しむのは自分で悩みを作っているようなもんかもしれません


しかし、ほんの少し視点を変えると人生は劇的に変わるようです


目に見えるものだけを信じて生きるのか、


目に見えないものの力も信じて生きるのか、


生き方にはふた通りある。


奇跡なんてないと思って生きていくことと、


すべては奇跡だという生き方


どちらを選んでも良い、


楽な方を選べばいいと、いつも誰かが言ってくれてる気がします




 
 
 

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