生者と死者と神仏の橋渡し
- akihiro yoshida
- 1月1日
- 読了時間: 4分
旧年は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
本年も変わらず、関わらせていただける方たちと一緒に、
目に見える事象の意味を、目に見えない世界と併せて、柔らかく、軽く、優しい世界の中で見続けていきたいと思います
そして魂は永遠に続くと言うことを出来る限り多くの人に伝えたいと思います

私の師はクライアントさんたちです
はっきりとそう言い切れる1年となりました
昨年は500回を超えるクライアントさんとのセッションがありました
500回のストーリーを一緒に感じさせていただけたことは私の進むべき道とテーマを明確にしていただけたように思います
その半分くらいクライアントさんとすでにこの世を旅立たれた故人を繋ぐリーディングでした
大切な方の死で感情が揺さぶられる方にはきつい言葉として伝わるかもしれませんが
それでも私は生命は死で終わるわけではないと私は伝え続けたい
私にとってカウンセリングは辛いことが多いです
しかしそれを上回る大きな喜びもあります
それはクラインアントさんに亡くなった人と再び繋ぐ橋渡しをできたとき、その喜びをクライアントさんと共有できたときがおおきな喜びとなりました
クライアントさんにとってたとえその感覚が悲しみを癒す薬にはならないとしても、悲しみを乗り越える手助けにはなると私は思ってます
リーディングで出てこられる故人はみなさんメッセージを持たれています

しかし故人の伝えようとする想い、時に複雑で言葉に表せないニュアンスを理解しようとすること、
生きている間に言葉にできなかった想いがテレパシーとして伝えわってくる、それを言葉にして伝えていくことは私にとって決して容易ではありませんでした
時には強い想いが神経にも伝わり激しい痛みとなることもありました
そんな中でも私にとって喜びもあったから続けられました
それはクライアントさんが前に進むために
故人との関係を死後も実感をしていただけることは、クライアントさんにとって悲しみが募った人生から少しだけ重荷が減り
少しだけ愛情が増すのを実感してきたからです
誰かの死で感情が揺さぶられる方にはきつい言葉として伝わるかもしれませんが
私は今、生命が死で終わるわけではないと伝えたい
この世で築いた絆は永遠に壊れる事はありません
むしろ死後、深い理解とともに愛となり昇華されていきます
死者にとって、死後の世界で得た視点をを生きている人たちと分かち合うことが大切だったんだと、感じる方が圧倒的に多かったです
リーディングは、
残された人たちが願い切望するメッセージを伝えるためであれ、
血縁者との対立を解決するためであれ、
癒しのプロセスを助けるためであれ、
亡くなった人達が私たちの前に現れる強い理由は「生きること」について死後になって気づき学んだことを分かち合いたいからです
そして死者になって生きている人と和解する方達にも出会いました
同時にそれが供養になっていることも知りました
この数年で得た私にとっての大きな気づきは
死者が生前で気づかなかったことを、死後に得た視点を持って気づき、『生きること』の意味を生者と、分かち合う中で、あの世の旅を続けている死後の魂にも、大きな癒しが起こっていることが発見でした
私はきっと、この橋渡しのためにお役目として生きているのだと実感できた1年となりました
「死者と生者、生者と死者と神仏の橋渡し」

このテーマに人生を捧げて生きていくことを私に気づかせてた頂けたのはクライアントさんたちです
たくさんのご縁を繋いでくださり、たくさんの気づきをくださり皆様には心からお礼を申し上げます
ありがとうございます
本年も皆様にとって心に大きな温もりが灯りますようにより一層精進してやってまいります
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
陸暁 吉田暁弘
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